コンピューターで「脳」がつくれるか 五木田 和也

P.118
最終行程が半端に優秀な為に,ネットワーク全体が最終行程(最後の層)だけで学習を進めていってしまって,多層にした意味が薄れてしまうのです.

P.119
この解決策はわかってしまえばとてもかんたんです.
まず一層だけで学習し,学習が終わったら二層目を追加して二層目だけを学習し,それが終わったら三層目だけを学習し,と言うように一層ずつ学習させて,それが全て終わったら全ての層をつなげて,改めて一つのネットワークとして学習させればよかったのです.

P.124
・特徴抽出を自動でできるようになった
・マルチモーダルな特徴が扱いやすくなった
・今まで蓄積していた機械学習技術を押し上げた

P.130
3つの柱
・小脳 <-> 教師あり学習
大脳基底核 <-> 強化学習
大脳新皮質 <-> 教師なし学習


コンピューターで「脳」がつくれるか
五木田 和也
技術評論社
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