「一発合格!」勉強法

『「一発合格!」勉強法』(超速 太朗著)


短期合格者だけが知っている! 「一発合格!」勉強法 1365円 206p 11.01.07


Contents
はじめに
《戦略編》 「最初の一歩」があなたの合否を決める!
【1 「絶対に合格する」という気持ちがあれば、合格するのか?】
【2 正確な地図とコンパスを持っているか?】
【3 学習環境こそ、短期合格の決め手】
【4 なぜ、テストで結果を出せないのか?】
【5 答練や模試の位置づけは、明確か?】
《戦術編》 「結果を出す」ための超速勉強法
【1 合格するための勉強法を考える】
【2 『情報加工』の技術を磨く】 ーテキストを耕す
【3 『問題演習』の技術を磨く】 ー繰り返しの魔法
【4 『情報整理』の技術を磨く】 ー比較認識法
【5 『記憶定着』の技術を磨く】 ースケジュールの役割分担
【6 『自己管理』の技術を磨く】 ー自己宣言ノート
《メンタル編》
【1 デキる受験生は皆、「クールにメラメラ!」】
【2 「三つの恐怖」が合格を遠ざける】
【3 運を引き寄せる【三つの】習慣】
【4 悔しさを通して魂に至れ】
【5 合格の先にあるものを見つめて】
あとがき 比較認識法による考え方と解説


あなたが、本気で短期合格者になりたいのなら、短期合格者が「何をしたか?」ではなくて、「どのように考えていたか?」に着目しなければならない。 短期合格のために多くの問題意識について、読者自身が考えれるきっかけをプレゼントしたい。


Information
アウトプット主導であるが
講義で学んだ知識が、どのように試験では問われるのかを知るために、過去問や問題集をつぶす。 しかし、問題集を全問正解したとしても、テキストの内容を全部マスターしたことにはならない。 つまり、過去問や問題集をつぶすことがゴールではないということだ。 問題集で問われた知識が、どのようにテキストに書かれていたかを確認して、リンクするのが大事だ。 そうやって、テキストを耕していく。 さらに、間違った問題を書き込むなどしていけば、体系的に理解していくことが出来る。 受験では、基本問題をきっちり得点していくことが必要だ。 だから、アウトプットをするにしても、良質な予想問題集でかまわない。 


知識を知恵にする
知識を広げる方向ではなく、知識を固めるためる事が受験には求められている。 そのためには「繰り返す」ことが重要である。一度解いた問題は、早いうちに再度解き、何度も繰り返す。 繰り返す度に、必要な時間は減っていくから、結果的には、長い期間をあけて、少ない回数繰り返すよりも、必要な時間が減る。


試験について
問題の意図を考えるようにする。 あらかじめ似たような規定の比較などをしておく(比較認識法)と、過去に○で出た問題が×の問題で出たとしても解くことが出来る。 もし、比較認識ポイントに気づいたら、どんどんテキストに書き込んでおく。本試験では、複雑な知識をいかに理解し、いかに頭の中で整理できているかが問われる。 特にマークシート方式では、より細かいレベルでの正確な知識を整理する必要がある。 同じ、ミスを繰り返さない人が合格できるようになっている。本試験当日だけ合格レベルを超えることを願うのは、無理だと思っている。だから、模擬試験を学習の期限として有効活用する。 試験に成功するか、失敗するか人それぞれだが、資格受験に挑戦(ホップ)した後、次のステップも大切にしていく。


About author
超速 太朗
愛媛大学法文学部卒
サラリーマン生活を経て、社会保険労務士試験に一発合格
翌年度から、大手資格学校で講師を始める
06年には自身の提唱する「比較認識法」の学習効果を証明するため、
約1年間でDC
アドバイザー、証券外務員、宅建行政書士、ビジネス文章検定、FP技能士(3級)を受験し、
全てに合格
著書 『「一発合格!」7つの勉強習慣』
HP http://tyosokutaro.com/