川本裕子の時間管理革命 川本裕子

 川本裕子の時間管理革命 1260円 133p 05.08.11

「出口から考える」場合に常に意識しなければならないのは、アウトプット(仕事の成果)=投入するリソース(時間)×プロダクティビティ(生産性)という関係です。 p.17

個人レベルで自分コストの考え方を活用するには、まずは個人単位で完結できる生産性の改善に取り組むことでしょう。 (中略)家庭で育児や介護を受け持っている社員は、特別な指示を受けなくても、そうした考え方を自然に取り入れています。 p.47

仕事以外の時間を考えるというのは、本田直之氏が言う「スケジュールから天引きする」ということにつながりますね。 仕事に当てられる時間の長短だけでは判断できないということでしょうか。 どの視点から見るかで、バランスしているか、アンバランスかの判断が分かれますが、私は、与えられた課題(to do)と自分で選んだ課題(task)とのバランスを図りたいと思います。 自分でやりたい課題というのは、今後必要となりそうなスキルの獲得などの下準備がそうだと考えています。 人に言われてやるのと比べて、自分で選んで勉強するのは楽しいですからね。 
結局仕事と生活は不可分なのでしょう。 少なくとも、20代30代はそうなりそうです。 消費的なことをしていても、扱っている課題などと関連させて考えてしまいそうです。 そういう仕事や課題と関われるのはとても幸せなことだと思っています。