『ラクをしないと成果は出ない』 [★★★☆☆]

おはようございます。
今日は、『ラクをしないと成果は出ない』(日垣隆) を紹介したいと思います。
ラクをしないと成果は出ない 1500円

自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、
あなたはラッキーです。本書一冊あればいいのですから。

  404 Blog Not Found:これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない


もともと買うつもりの本は、購入前に書評を読むことはありませんが
書評に惹かれて買うこともありますね。
  (先に読むとエントリを書く上でもややこしいですしね)
上記の引用を私に言われた言葉と思い 買ってみることにしました。


About author

 日垣隆
 東北大学 法学部 卒
 大学卒業後、数々の職業を経て執筆活動に入る。
 作家・ジャーナリスト
 著書 『そして殺人者は野に放たれる』 『それは違う!』 『通販な生活』
 HPgfighter.com


Contents

 はじめに
 第1章 基本編
 第2章 インプット編
 第3章 ネットワーク編
 第4章 撃退編
 第5章 独立編
 第6章 継続編
 第7章 組織編
 第8章 時間編
 第9章 アウトプット編
 第10章 生活技術編
 おわりに


Information
 自分の中で、これはと思ったのを上げておきますね。
 本書には、全部で100の鉄則が詰まっていますが
 以下のものは特に印象に残ったので、これからは、そらで言えるようなものばかりです。
 
 ○部外者に自分の仕事を説明するには、自分自身の仕事を理解しておく。
  それをきちんと説明できる言語能力により、面白く伝えることで
  利害関係のないプライベートな間柄の相手にも興味を持って聞いてもらえる。
 
 ○アイデアは、他人の頭で揉んでもらう。
 
 ○アポ段階で、案件を予測し、自分の状況・考えを整理しておき、依頼には即決で答える。
 
 ○この会社を辞めたら、自分にはもう先がないという人は、成果を上げるどころか
  リストラにおびえる日々を送るハメになる。
 
 ○「なるほど」と思ったことは、24時間以内に「やる」メドをつけておく。
 
 ○定年後の生活を充実させるには、「行きたいところ、やりたいこと」を早いうちに見つけて、
  体力があるうちに始めておく。
  そうすれば、体力の配分がわかり、定年後でも安定して過ごせる。
 
 ○今いるメンバーを前提にする。上手くいかないのを 彼らのせいにしない。
  失敗の原因を探すとき、自分を除外しない。
 
 ○ノウハウは言語化して どんどん公開する。
  ただし、あくまで 自分が体験し、培ったノウハウだけをさらりと教える。
 
 ○「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける。
 
 ○「新鮮でおもしろいこと」は30秒で説明する。

 
 ○「年齢が上がるほど 遊びの時間を増やす」。無意識に流されるのはやめる。

 
 ○子供部屋よりも書斎を優先させる。


Recommend ★★★☆☆
 初めから終わりまで、ぎっしり詰まった一冊でした。
 本文を読んで、気に入ったものを 目次でチェックしておくといいかもしれませんね。
 私と意見が対立する部分もありましたが、たいていは折り合いのつくもので、
 私とのスパーリングをしっかりと受けてくれる一冊でした。
 ただ、それ以前に
 「どういうことなのかわからない、自分の事として考えられない」という部分がありました。
 命がけで守りたいものが ないからかもしれませんね。 (鉄則 NO.100より)


What's more
 今日紹介した本は、私には少し早かったようですね。 (^^;
 いつかもう一度読み返す日が来ると思いますので、置いておこうと思います。
 普段から 私はブックオフしませんので、問題ないですね。 
 というか、近所にブックオフがないんですよ。
 何でも、大学のあるところや 企業の集まっているところのお店は 特に充実しているのだとか。
 大手さんですから、ある程度 回しているとは思いますが。
 
 フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか 2310円
 本書に登場した この本は、面白そうだ。読んでみよう!

 
 もしかして、昨日『おもてなしの経営学』(中島聡)を紹介したから、
 今日は『パラダイス鎖国』(海部美知)だと思ってらしたのでは?
 週末にきちんと紹介しますよ。
 よろしかったら、また来てください。
 ありがとうございます。