仕事は5年でやめなさい。

『仕事は5年でやめなさい。』(松田 公太著)


仕事は5年でやめなさい。 1365円 166p 06.25.08


Contents
プロローグ
【1 人生を切り拓く「目的」の見つけ方、「目標」の立て方】
   「やめる」と決めれば、成長は加速する」
   「目的」と「目標」を明確に区別する
    リアルな「未来自分史」で残り時間を目に焼きつける
   目標は年3回「1月、4月、12月」のハットトリック手帳
   「内定は1社だけからいただこうと決めています」
   5年間に全てを学んでやるぞという心意気
   「PDCI」のサイクルで目標を達成する
【2 おぼれながら「金のワラ」をつかめ 失敗は成功の引き金】
   失敗のイメージを鮮明に描けるか
   失敗する人ほど成功の確率が高まるワケ
   挽回要素はあるかどうかを見極める
   おぼれる人は「金のワラ」をつかむ
   トップと腹を割っての直談判
   運を運ぶのは「人」
   人に会えば会うほど運が高まる
【3 「凡」に目を光らせろ 些事を磨けば本物の力がつく】
   単調な仕事ほど脳を使え/ゲーム感覚を仕事に取り入れる
   工夫のすそ野を広げてみる
   時間に注いだエネルギーは倍になって返ってくる
   机上で考えるな、現場で動きながら考える
   「考える力」を奪うマニュアルはいらない
   仕事も店舗経営も、大事は些事に集約される
【4 コンプレックスを掘って宝を出せ マイナー意識が道を拓く】
   人生を切り拓くマイナー意識
   「これでいい」と思った瞬間からが下り坂
   2番手志向の甘いワナ
   強烈な体験を掘り下げることで自分だけの目的が見つかる
   弟の分も「太く生きる」という決心
【5 自分を伸ばし、人を育てる ノーファン・ノーゲインの心意気】
   「ペイン」よりも効果的な「ファン」
   生きがいを与える人づくり
   「知ることで好きになる」の応用
   塵の山からチャンスを見つける
   情熱とテンションを見誤らない
   本当に嬉しいのは「ほめた」ほう
   「最初の質問」にはまず拍手
エピローグ


Information
「やめる」という体勢
あえて「やめる」という視点を持つ。
学んで自分を成長させようという姿勢があれば、たいていのことは我慢できるもの。
「この期間、この瞬間に、全てのことを学んでやるぞ」という積極性がカギになる。
著者とは「成功の反対は失敗ではなく、何もしないということだ」につながる思想を共有できる。
また、「やらないよりは、やったほうがマシ」という考え方でもある。(『転ばぬ先の経済学』)
もっと、勢いが態度あるのだけど。


「やめる」とはどういう意味か。
転職しなさいということではなく、
自分のそれまで5年間のやり方を変え、考え方を変え、
バージョンアップしながら5年単位で成長し、本当の実力をつけていくということ。
「5年」は目安であり、大切なのは「期限を設定する」こと。


感謝のための目標
目標とは目的から外れないための標。
目標を立てるタイミングが3回あり、それぞれの目標が違う。
01月. 自分自身の成長につながること
04月. 部署のノルマなど
12月. 自分の周囲への恩返しとなるようなもの(!)


情熱の源泉と周辺視野
人を採用する側は、人を見る側としては、相手の情熱が何処から出てきているのかをよく確認する必要がある。
仕事への情熱は絶対条件として必要。ただ、他にも必要なものがある。
相手がそれを持ち合わせているか? それを見抜くことが大事。


About author
松田 公太
セネガル、米レキシントンで少年時代をすごす
「食を通じて文化の架け橋になる」という人生の目的を抱く
筑波大学
三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)
タリーズコーヒーの日本における経営権を取得
タリーズコーヒー社長を退任
タリーズコーヒーインターナショナルを設立
著書 『全ては一杯のコーヒーから』
HP Tullys


エピローグに著者が次の5年にワクワクしている様子が表れています。
早速、私も自分未来史を描いてみたいと思います。
久しぶりにビジネス書のことを書いた気がします。
今後は、増える予定ですので お楽しみに。 明日は、違う気がする。。。
そういえば、河原町の辺りにTully's Coffee がありましたね。
急に飲みたくなりましたよ。
すぐに影響を受けるのは、好いことなのかどうなのか


転ばぬ先の経済学 - hasen’s long life (hatena)