Eat That Frog! B.Tracy

Eat That Frog!: 21 Great Ways to Stop Procrastinating And Get More Done in Less Time
Brian Tracy
Berrett-Koehler Pub
売り上げランキング: 19295

著者のブライアン・トレーシーは、『Focal Piont』など多数の啓発書を著わしている。本書では、21のメッソドが紹介されているが、全体で130ページ程と、コンパクトに納められているおり、ひじょうに読みやすい。
本書に納められていた中で、最近注意していることは2つ。1つは「See your self as a role model for others.」(p.77) あたかも、自身が誰かのロールモデルであるかのように振る舞うことで、自身を高めていくという試み。誰かのゲームのルールに合わせるのではなく、自身でハードルを上げて少しでも先に行けるように試みる。最初は "as if"でしていたことが、いつしかあたりまえに、ごくごく自然なこととして行なえる(ようになればいいな)。
2つ目は「One of the most helpful of all time management techniques is for you to get better at your key tasks.」(p.64) 本書の例でいえば、パソコンでタイピングをする仕事が多い人は、タッチタイピングを身に付けることで生産性を向上させることができる。特に、抵抗のあるタスク "frog"の習熟度を上げると効果は大(Eat That Frog!)。何度も繰り返して、スムーズに滑らかにこなせるようにする。なんだ、楽器の練習と同じじゃないか、という所に(私の中では)行き着きました。


カエルを食べてしまえ!
ブライアン トレーシー
ダイヤモンド社
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